埼玉県川越市のT様邸新築工事で施工した洗面台は、大工さんの造作によるものですが、この上にモザイクタイルを貼っていきます。
まずは、タイルの割付をしていきます。
埼玉県総合リフォーム現場では回り縁と巾木の下地木工事が行われております。
巾木の下地木工事と言うと…「?」…と思う方も多いと思いますが…。
今の多くの建築は「新建材」という便利な建材がありますので…ドアも巾木も各種枠も新建材でカットして取り付けるだけ…と手間は随分楽になっております。
今回は対面キッチン前のカウンターに新建材ではなく桧300年物の無垢材カウンターが取り付けられている事もあり…回り縁や巾木も桧無垢材で造作します。
大工さんが先ずは材木屋さんで木目の良い桧の無垢材を選択して…1本1本手で加工します。
写真は取り付けるサイズにカットされた桧の無垢材の仕上げに「神流」を入れております。
スーと表面を削り取られた桧の無垢材の表面は何とも言い表す事が出来ない位…ツルツルの木肌になります。
新建材も取り付けたその時は綺麗で素敵ですが…5年…10年と時が経ってくると…劣化の仕方には比較にならない位の風合いが出てきます!!
大工さんの神流がけを…しはらく眺めていましたが…「本物」は…見ていて飽きる事なく…引き込まれますね!!