元々PanasonicのHITが20枚搭載されているお客様宅に蓄電池を勧めさせて頂きました。
ところがお客様は、太陽光パネルの増設をしたうえで、蓄電池を検討したいとのことでした。現在使用しているパワコンの増設などをするのではなく「過積載」という手段で増設をしたいと。。
「過積載」とは一般的にはあまり馴染みない言葉のような気がしますが、要はパワコンの容量よりも太陽光パネルの容量を大きくすることいいます。
従来であれな太陽光パネルの容量がパワコンの容量内で収まるように設置するのが普通でしたが、最近はこの「過積載」の手法が主流になりつつあるようです。
パワコンの容量を超えた分は発電した電気を捨ててしまうのでもったいないと思いがちですが、実際は過積載していない場合よりも大きく発電してくれます。
もちろん、増設パネル分とのコストの兼ね合いをみたうえで得なのか?ということではありますが。。
と、いうわけで、PanasonicのHITのハーフパネル10枚と通常パネル1枚の計11枚のパネル増設をすることになりました。
そして、屋根のうえで発電した電気を貯めてくれる蓄電池はお客様のご希望もあり、ニチコンの12kwhタイプの蓄電池が設置されました。
既存のパネルを一旦下ろして、新たに架台を組み直し、ご覧のような設置となりました。
梅雨時の工事ということで天候にはだいぶ泣かされ、延期などでご迷惑をお掛けしました。増設によって売電がどのように変化していくのか?楽しみであります。
お客様も毎月の売電や電気の使用金額を一覧表にまとめていらっしゃいますので、我々も今後の参考にさせていただけたらと思います。