ビルの防水工事は着々と工程が進んでおります。
壁面のクラック(ひび割れ)は、カチオンシーラーを使って補修しております。
「カチオン」とは…聞き慣れないかもしれませんが、プラスの電荷を持った陽イオンという意味です。
壁面のコンクリートやモルタルはマイナスの電荷を持った陰イオンを帯びているので、そこに陽イオンを合わせることでプラスとマイナスで食いつき(接着力)がよくなります。塗料を塗る前に下地処理としてよく使われます。
同時進行で屋上では既存の笠木板金部分を撤去しております。
新たに実施する防水では笠置に板金を張らずにシート防水を巻き込む方法な為、既存の板金は不要になります。
この炎天下で職人さんたちは大変です。。
壁面のタイルは割れている部分が多く850枚程度の交換となります。
来週からタイルの削り解体が始まっていきます。