さいたま市古民家再生リフォーム現場は…引き続き北西側の2間の木工事と…本日は玄関回りの施工です。
玄関ドアは現在…仮ドアが付いていますが…『格子戸』を作成しており…古民家にマッチした風合いの玄関両開き戸が設置されます。
本日は…その開き戸の土間部分のレール工事です。
玄関の土間は…『土のたたき』仕上げです。
今の時代なかなか見なくなりましたが…土に『ニガリ等』を混ぜて造ります。
ピカピカの土の土間です。
木工事は押入部分の神威と敷居の作成です。
天気も良く…作業日和です!!
さいたま市古民家再生リフォーム現場は1月30日の内装引き渡しに向けてピッチも上がりました。
建具も随分入り始めましたが…建具に関しては新品材ではういてしまうだろう…との事で古材に拘り…全国の古材屋さんをWeb等で探しに探し…最後はやはり自分達の目で見て確認を…との事で埼玉県にある古材屋さんの商品に決定し加工を施して取り付けしました。
物入れの建具…洗面室の建具(ガラスが割れていますが後日ガラスのみ入れ替え)…居間の障子建具と選びに選び込み…見事に違和感なく収まりました。
尚…システムキッチンは機能性を考えて新品を入れましたが…レンジフードのステンレスから出るピカピカ感が許せず…フードは自然素材で手作りしました。
素材は装飾面が『はぎ』ですが絞り込みも入れられて素敵な田舎風のレンジフードになりました。
さあ…3週間の工期でいよいよ…お客様の新生活が始まります。
内装材の漆喰(土壁)も今後入ると…一気に古民家オーラが出ます!!
楽しみです…施主様に負けない位…私も…。
さいたま市古民家再生リフォーム現場は着々と木工事が進んでおり…築55年の建築物が再生してきております。
平成26年の建材と昭和34年の建材を調和させる為に多くの手間を入れての建築になりますので…時間は掛かりますが…妥協した瞬間に赴きや風情が大きく損なわれてしまうので…建材の一つ一つ…一本一本に気を入れての作業になります。
その積み重ねでここまで来ましたので…ここからの後半戦も…多くの気を注入して完成に向かって行きたいと思います。
壁に付けた障子の装飾品やトイレの壁に取り付けた腰壁等は…これまで和室や廊下の床板として活躍していた材料を移植して再利用です。
移植出来る物…再生出来る物は…なるべく適材適所に配置し新旧を馴染ませています。
工期もあと1か月…ここからです!!お客様のご満足レベルを最大限に上げるのは…。
数ある建築会社の中から選んで頂いた決心に背く事のないよう…最後の最後まで職人さん達と力と知恵を合わせて頑張ります。