埼玉県さいたま市K様邸の外壁塗装工事に伴い、塗装する前にクラック(ひび割れ)の補修をしていきます。このクラック箇所から雨水が入るとよくありません。
水が壁の中に入ることで、下地の壁や躯体を痛める原因になっていきます。
あまり、放置していると塗装工事では改善しようがない状態となり、新たに壁を貼ったりしなければならなくなります。そうすると工事コストが膨れあがることになります。
クラックの補修方法としては、一般的には編成シリコンなどをクラック箇所に埋めていきます。
今回は、クラック箇所も多いことと、クラック幅が広いこともあり、サンダーで表面の壁を削り、そこに厚手にシリコンで埋めていく箇所と、シリンダーを使いボンドを壁の中に注入していく箇所と2通りで施工を進めていきます。
シリコンで埋めるやり方はよく聞くと思いますが、ボンドを注入?するやり方は聞き馴染みがないかもしれません。
まず、写真ご覧のようなひび割れ箇所を、金ブラシを使って、表面の汚れを落としていきます。
次にシリンダーを注入する為の受け皿を壁に設置していきます。
この受け皿の穴にシリンダーをセットしてボンドを流し込んでいくので、受け皿と周りのクラック箇所からボンドが飛び出さないように、シリコンでガッチリと埋めていきます。
受け皿の設置間隔は25cm程度です。
本日はここまでの作業になります。
シリコンが固まるまで、数時間待つ為に、シリンダーセット後のボンド注入は翌日の作業となります。